フーミンママのため息　２

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最近、銭湯には行ってない私

家のお風呂だと長風呂は無理やけど、露天風呂とか、温泉のお風呂やと案外長風呂に浸かれるのが不思議


昔（ほんまに昔です）、私が小学生低学年までは野洲にあった、近所の銭湯にたまに通っていた

高学年になって、胸が膨らんできて、恥ずかしさに銭湯は通わなくなった

医者でさえ、歯医者以外は行きたくない子供だったのだ


修学旅行も、段々恥じらいが進み、お風呂を一緒に入るのが嫌だった


結婚前、会社の慰安旅行で同僚とお風呂に入ると、いつも言われた


さん、胸大きいね


まだスリムなボディをしていた私は、胸が悪目立ちするのが嫌で、あまり体にフィットするような服は着なかった


結婚して、子供を三人産んで、母乳で育てた私

胸のサイズも１人産む毎に、ワンサイズ大きくなっていた


12年前に、パート先の慰安旅行に久しぶりに参加した時に、みんなで大浴場に入った


案の定、裸になった私の胸を見て

さん、胸のサイズ、何カップ？

と、尋ねられた

今は、カップサイズを聴くのが標準だ


私は、カップのフーミンと同じやで

と、いつも返事した


若い時に比べ、張りがなくなり、下着で支えなければ、ただのおばちゃんの垂れだから(笑)


こんな事を言うぐらい、恥じらいもなくなってきた私です


慰安旅行もないような生活をして、何年間過ぎて、久しぶりに銭湯に行ったのが南草津の極湯だった

それが、四年前ぐらいかな


その時分から、金ちゃんと仲良くなり、店を閉めてから、２人でよく銭湯に通った


おばちゃんは、久しぶりなので、少し恥じらいがあったが、若い金ちゃんは、さっさと裸になり、浴場に入っていた


みんな、裸なんやから、気にしていたら、きりがないわなと割りきって、私も入っていった


２人で同じ言葉を言った

ああ、極楽やな(笑)



最近、金ちゃんは夜中まで働き、店を閉めてからもお付き合いで忙しそうだ


もう、私と銭湯に行く事もない


盆休みもない店なので、２人で遊びに行く事もない


裸の付き合いをしていた頃が懐かしいな


私１人やと、近所の銭湯も行かないしな


今日は、銭湯に行ったつもりで、浴槽に温泉の素を入れて、お風呂に浸かろうと、考えている、
フーミンママなのです