フーミンママのため息　２

朝、ブログを更新していて、
何か今日の22日でひっかかるなと思っていた


仕事に行く途中、
ふと思い出したのが母方の祖母の命日だった


23年前の４月22日に亡くなったのだ


私が物心ついた頃から、母方の祖母は病気がちで、気がつけば入院してた

私の母は、５人兄弟の長女で、一番下の伯母とは17歳離れている

病身の祖母に成り代わり、家事や伯母の世話をしていたそうだ


私が早くに結婚して
長男を生んだ時は
私が22才、母が44才、
祖母は66才だった

初曾孫である長男を祖母はよく可愛がってくれた

実家の祖母は
私が妊娠してる時に倒れて亡くなったので、初曾孫の顔を見ないままだった

だから、
実家の祖母の法事がある度に、
長男を連れて、滋賀県に帰ってきていた


病身の祖母は、曾孫を見るのを本当に楽しみにしていてくれた


私が長女を妊娠して、
臨月を迎えた頃、祖母も体調を崩していた


私が娘を生んだ頃には、祖母は末期ガンなのがわかった

出来る限り、２人の曾孫に合わせてあげた


娘の誕生日から、５ヶ月後に亡くなってしまった
享年69才だった

祖父が66才で亡くなったので、
祖母は
お父さんより長生きできたと
いつも言葉にしていた


可愛いおばあちゃんだった

話好きで、母と同じ色黒で、小柄で世話好きな祖母だった


私の結婚式には滋賀県から茅ヶ崎まで、みんなと一緒に来てくれた


私の初任給から、
少ないお小遣いをあげたら、とても喜んでくれた


祖母が息を引き取る寸前も、私は叔母達とずっと一緒にいた

長い闘病期間だったが、最後は静かな最期だった

母の弟である伯父も、
4月30日が命日


実家の祖父も4月20日が命日

実家の祖父は60年以上も前に他界したので、写真でしか顔は知らない


今年の桜は遅かったなあと言って、
あの世で花見をしていたのかな


祖母が亡くなってから生まれた、うちの息子は二十歳やで


おばあちゃん

貴方の曾孫は、またまだ生まれているよ

毎年一人ずつ増えているんやで

天国から、みんなの顔を見つけて、
喜んでいてくれるかな