私は、ずっと自分の気持ちを理解してくれる人を、探し求めているんやと思う
小さい時から独りぼっちでも、それは苦にもならなかった
だって、それが毎日当たり前の事だったから…
小学生の時、昼休みにいつも通り、本を読もうとしたら、先生に
お外で遊びなさい
と言われたが、みんなが遊んでいても、クラスメートの中には入れなかった
私も仲間に入れて…
と一言も言えなかったのだ
だから、元々の性格はおとなしいのだ
たまに、知り合いによくそれだけ話せるなと言われるが、話し相手と私の周波が合って、私の引き出しを開けてくれるような人だからだ
最初は人見知りをしていたから、いきなり自分の全てをさらけ出すわけではないのだ
たまたま、30年以上前に、私と周波が合う人に出会い、そのまま流れで結婚したのだ
ただ、私は誰も親戚もいない土地柄で子育てをしていて、ストレスをためて、また元のおとなしい、殻に閉じこもる性格になってしまったいたのだ
相方だけは、元々オープンな性格で、誰とも人懐っこい質で、知り合いを増やしていったのだ
同じ会社で、同じ職種の仕事をしていたから、多少の理解はしていても、十歩も百歩も先に先に進んで行く人には、私は追いついていけなかった
だから、私は子供達との生活を優先して、必死になって子育てしてきた
十年前の裏切りから、私は薄々感づきながらも、黙っていたが、私のそばにいた娘は、私の様子がおかしいのに気づいてくれた
私の弱さがあまりにもひどくなり、半日、話し相手にずっとなってくれた
娘と息子と三人で、一つのベッドに寝る日もあった
一時期、そんな生活が嫌になり、娘は家を出たが、二年で戻ってきた
誰かは六年前の暮れに家を出たが、たまに帰ってくる
正月、ゴールデンウイーク、盆を避けるように…
今回は、息子夫婦の事で話し合いをしたいから、帰って来たのだ
去年の秋に、息子夫婦が茅ヶ崎に遊びに行ったが、向こうの都合もあり、誰かが一緒に住むマンションには泊まらなかった
今回は、昨夜うちに一泊したが、また今夜の深夜バスで帰るので、それまでは息子夫婦の家に行き、これからの事を話し合うのだ
もっと昔から、息子の話を聞いていればよかったのに、息子もずっと家から逃げるような子だった
誰かも、うちから出て行ったけど、こうやって話し合いをする機会を持ってくれるだけでも、父親の役目を果たしていてくれるのかなと、思う
私は、自分の事だけで、今はいっぱいいっぱいで、心配する気持ちは山ほどあるけど、心が不安で潰されそうになる
今も、ブログをアップしていても、背中に重い荷物が乗っかかり、しんどくなって、また殻にこもってしまいそうになるのだ…