今日は少し暖かくなったのに、私は、まだまだ真冬の、吹雪の中にいるような心境だった
冬のコートを着ていると、脱いでも大丈夫かな?と思う程なのに、何故、私の心は、いつまでも晴れないのかな?
また、一つ年が増えた私
いつまでも、50歳では通用しなくなった(笑)
知り合いから、電話やメールを貰い、みんな、優しい人達からのメッセージを頂いた
まだメールの返信もしてなくて、ごめんなさい
朝から昼過ぎまでの私は、いっぱいいっぱいやったから、家に帰って来ても、ヘトヘトやった
自分の誕生日に、自分でケーキを買おうかなと思っていたのに、そんな気持ちも薄れてしまった
最近、熟睡出来なくて、それでも気持ちだけは先走り、頭がいっぱいいっぱいの状態やから、また頸椎が痛み出した
横になっても、寝つけないのに、追い討ちをかけるように、母からの電話
「誕生日のメール入れておいたんやけどな」
それさえも確認してない私に、また違う就職先の情報を知らせてきたのだ
来年の春に、末っ子が就職したら、もうそこで、生活費の送金を打ちきられてしまうのではないかと、母は心配してくれて、そんな気持ちからなのだ
去年の秋から、どれだけ履歴書を書き、面接を受けたやろ
いくつも落ちて、やっと採用されても、私には無理な職場だった
そして、また就活して、まだ本採用ではない、研修中なのを知っていて、母は電話を入れてきた
母の気持ちは嬉しいんやけど、どれだけ不採用やったか知ってるやろ
また、面接を受けて、あかんかったら、余計に自信無くしてしまうやんか
言い返す事もせずに、電話を切ったが、あまりにもしんどかったから、無理矢理、目を閉じたら、ほんの少しだけ眠れた
就活中の息子に、自分の食べたい物を買っておいでとメールしたら、大丸で値引きしたお弁当を買ってきた
大阪の大丸で買ったのに、大津のお店のお弁当や
と笑いながら、私は残り物で夕飯を済ませた
息子がいないと、ほんまに、寂しい家なのだ
猫達がずっとそばにいてくれても、話し返してはくれない
娘は、またいつもの海外旅行に出かけ、8日の夜まで帰って来ない
娘からも、誕生日おめでとう、お土産を楽しみにしててねと、メールが入っていた
娘が帰ってから、ケーキを買ってもいいしな
と、息子に言ったら
大阪で、マダムシンコのブリュレでも買えばよかったな
と、口にしてくれた
もう、そういう事を言ってくれるだけで、おかんは嬉しいんやで
息子は疲れた体を、私に預け、肩やら背中やら頭やら、脇のリンパまで揉んであげた
私に出来ることは、それぐらいなのだ
息子も、来月で23才
この子だけは、ずっと私のそばにいてくれた
来春には、自立して、家を出ていくだろう
おかんは、昼間、独りになっても、しんどくて、また気が滅入るのに、息子がいなくなったら、どうなるんやろな?
今日は、朝から泣いたり、悲しんだり、笑ったりした1日だった
また、頭痛がするのは、雨が降るのもあるけど、自分の弱さが影響しているかも…
何で、こんなに自分が弱いのか、自分でも理解出来ない私なのだ